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逆流性食道炎の主な原因の紹介

逆流性食道炎の原因として考えられるのが食事の種類や量によるものです。
たんぱく質が多いと消化に時間がかかって、胃にとどまる時間が長くなり、胃液の逆流が起きやすくなります。
また、脂肪分が多い場合も胃酸を多く必要として胃液の分泌が増えてしまいます。

この脂肪分を取りすぎることで十二指腸から分泌されるホルモンがコレシストキニンです。
このホルモンの働きによって下部食道括約筋がゆるむと考えられています。
食べ過ぎることでも胃が引き伸ばされて下部食道括約筋がゆるみ易くなります。
そのため何も食べていない時にもゆるむようになり、胃液が食道に逆流するのを抑えられません。

食事以外では、体型や姿勢も関係しており、特に肥満の人は注意が必要です。
お腹についた脂肪によって腹圧が上がり胃液が逆流する恐れがあります。
また、肥満の人は食道裂孔ヘルニアになりやすいことから、逆流性食道炎になるケースもあります。
前傾姿勢になることで腹圧が上がることも原因の一つです。
仕事中などに椅子に座って前屈みになるとお腹が圧迫されます。
そのため押し出されて胃液が食道に流れ込みます。

加齢によっても逆流性食道炎になることがあります。
年をとることで下部食道括約筋が弱くなり十分に機能しない状態です。
併せて、食道から胃に飲み込んだものを送り出すぜん動運動が弱くなったり、唾液の分泌量が少なくなることで逆流してきた胃液をすぐに胃に戻すことできず胃酸が食道を荒らします。
加齢によって胃酸の働きが悪くなることも影響するかもしれません。

その他、喘息や血圧、心臓の病気を治療するために使われる薬剤に下部食道括約筋を緩める働きがあるようです。
服用中は姿勢に気をつけないと逆流する恐れがあります。
医師に相談して服用の注意を守るようにこころがけます。
多くの原因があるため、どれが影響しているかは個人では判別がつかないでしょう。
このほかにもストレスが原因で逆流性食道炎になることもあるので注意が必要です。

逆流性食道炎はストレスが原因なこともある

ストレスが過度にかかると食道の感覚を異常に高めて過敏になることがあります。
また、食道の粘膜を薄くして荒れやすい状態になることも関係しているようです。
ストレスは胃にも影響し、過剰な胃酸を分泌して胃酸過多の状態になります。

ストレスが自律神経を乱す恐れがあることもわかっています。
自律神経は正常に機能しているときは下部食道括約筋を閉めたり開いたりする働きがあります。
そのコントロールがうまくいかないことで、しっかりと閉まらないことから胃酸が流れこんでしまいます。

仕事などで過度のストレスを感じているようなら逆流性食道炎にならないような食生活を心がけたほうがいいでしょう。
そのまま放置すると、決して改善することはありません。
本来無意識下で動く筋肉なので自覚してコントロールすることは不可能です。
ストレスを取り除くことが改善への近道になります。

ストレスは食道だけでなく、いろいろな器官に影響を与えます。
もし胸焼けがする、胸が苦しい、げっぷがよく出る、酸っぱいものや苦いものがこみ上げてくるなどの症状があるようなら逆流性食道炎の恐れがあるので医療機関への受診が必要です。
ストレスはすぐに解消できるものではないため、頻繁に逆流を繰り返すことになります。
その度に食道は荒らされて炎症が重症化することも考えられます。胃酸過多を解消する対策も有効です。

逆流性食道炎は痛みというよりは苦しいと言う症状の方が強く出ます。
もし違和感がなくなっても食道は荒れた状態が続いているかもしれません。
そのまま放置することで重症化する恐れもあります。
緩和する方法も改善させる方法もあります。
しっかりとした検査を受けることが軽快への一歩となります。